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ことの始まりは数年前、自分たちの手で心をこめてつぶした、我が家のニワトリたちですが、何年も卵を産んだために、肉が硬くてそのままでは食べられず、圧力鍋でもかなりの手ごわさ。そこで、スモークにしてはどうだろうかということになったのでした。
しかし、スモークに使う道具を買おうといろいろ調べてみると、結構値段がするものです。そこで、スモーカーから自分たちで手作りすることにしました。何冊か本を見て、スモークの作り方から、スモーカーの作り方まで色々書いてある本を一冊選び、それを参考にコンパネスモーカーを作ってみたのでした。 2010年5月11日
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これが出来たばかりのスモーカーです。コンパネ一枚と垂木2本、ネジ釘少々で出来てしまいます。収納も考えて、分解も出来るようになっていますが、結局使わない時は、分解せずに倉庫の隅にそのままたたずんでいます(笑)。 |
いつ作ったのか忘れないように、作った日にちを書き込みました♪ 愛情こめて名前も付けてあげました。その名も「スモーカー01」、、、って、そのままやんかー!!と突っ込まないでくださいね(笑)。火の出し入れ口、温度計の設置場所もちゃんとあるんですよ。 |
まず始めに、市販のウィンナーとチーズを燻製にしてみました。これらは下処理がいらず、そのまま燻製に出来るので、初心者でもやりやすいようです。燃やすものは、やはりチップとかをお店で買うと値段が高いので、山で、スモークに最適といわれる桜の枝を拾ってきて細かく切って使いました。出来上がりはなかなかおいしかったですよ。 |
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いよいよ我が家のニワトリさんたちを燻製にします。ソミュール液という、飽和食塩水に、コショウやハーブをたくさん入れたものに鶏肉を24時間漬け、その後流水で2時間塩抜きします、が、流水はもったいないので、我が家では時々水を替えながら塩抜きです(笑)。そして、75度のお湯で30分茹でます。 |
茹でた鶏肉の水分をキッチンペーパーでふき取ったら、いよいよスモークをかけます。これが意外と難しい。程よい温度と煙で燻すのです。だいたい30度から80度の範囲だそうですが、60度くらいに保てるといいでしょうか。これで5時間です。野菜の仕分けをしながらとか、苗の管理をしながらとか、何かをしながらがいいですね。 |
じゃーん! スモークチキンの出来上がりです。ちょっとお肉が硬いけど、裂きイカのようにちぎりながら、ついつい手が伸びてしまいます。お酒のおつまみにも、子供のおやつにも、大好評でした! 今年はニワトリさんは全部ウィンナーに加工してしまったので、スモークにはなりませんでした。でもまた機会があったらやりたいです。 |
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そして今回は、たくさんいただいたニジマスです。私は魚大好きなのですが、私以外はあまり食べないので、塩焼きやムニエルやフライでもあまり消費されないので、スモークにしてみようと考えました。 |
はらわたとエラをとり、お腹に楊枝を渡して開き、日陰でよーく乾燥させます。日向だとあっという間にハエがやってきます。今回はちょうど良い場所がなかったので、寒冷紗をかけて日陰にしました。 |
こちらはソミュール液。以前鹿児島の友人から頂いた、おいし〜いお塩をたっぷり使いました。魚が多くて、鍋に入りきらないので、丈夫なビニール袋に魚とソミュール液を満たして、一晩漬け込みます。 |
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次の日、時々水を換えながら30分ほど塩抜きし、いよいよスモークです。途中用事ができ、火が消えてしまいましたが、その後夕方また火をつけて、合計8時間ほど燻製しました。 |
スモーカーの中には、たくさんのニジマス。大きなコンパネスモーカーなので、たっぷり入るのが良かったです。 |
じゃーん、出来上がり! このあめ色に変わったのがまたおいしそうですね。日持ちする(と言っても4〜5日くらいでしょうか)し、そのまま食べられるので、おすそ分けにも良い感じ♪ |
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